整体・癒しの季はサロンを閉店し、現在あしなかチームで活動してます。
癒しの季は、6年間整体サロンとして皆様に大変ご愛顧いただいておりましたが、 健康上の理由からサロン展開の継続が難しくなり2018年3月に店舗を閉店いたしました。(閉店時の記事はこちら)
6年の間サロンでは、お一人お一人と向き合いお身体の悩み相談・施術・講座・教室をしていました。
運送会社の経理事務員をしていた頃にカイロプラクティックと衝撃的な出会いがあり、その後もいろいろなセミナーに参加し技術の向上をつねに心がけていました。
でも、お客様がサロンに来られない時や、普段から誰でもセルフケアが簡単に出来るようにならないものかと考える中、思いついたのが足半(あしなか)という草履でした。
サロン展開中にも足半(あしなか)の販売や講座開催はいたしておりましたが、足半(あしなか)から繋がった仲間が増え今後本格的に取組んで行くことに決めました。
詳細はあしなかストーリーで 施術メニューはございませんが、整体師としてあらゆる角度から学んできたものを足半(あしなか)を通して、どなたにも分かりやすく取り入れやすいものを商品や講座としてお伝えしていきます。
小阪 真紀子(こさか まきこ)

■ プロフィール
住い: 東海市在住
家族構成 : 夫1人 ・ 犬2匹(シェルティ・トイプードル)
血液型 : A型(A型らしくないと言われます)
趣味 : 和太鼓・鮎釣り・家庭菜園・カラオケ
■ 経歴・保有資格
- 日本カイロプラクティックドクター専門学院 名古屋校卒業
- さとう式リンパケア公認インストラクター
- ボディスタイリスト協会リンパアドバイザー
- 大須ヒーリングルーム出店(名古屋市中区大須)
- 体のバランス矯正院スタッフ(東海市太田川)
- 整体 癒しの季 サロン(平成24年3月~平成30年3月)
あしなかストーリー
整体師の私は、足半(あしなか)が体に良いと知っていたけれど作ったことがなく、作りたいけど整体サロンは常に予約のお客様の施術をするため足半を編む時間がないことに悩んでいました。
そして、草履づくりには携わっていたけれど自身では作ったことがない主婦。
縁あって二人が初めて出会った所が福祉施設の一角でした。
誰でも履くだけで体に良いことがある
「誰でも履くだけで体に良いことがあるって本当?」
その昔、織田信長や西郷隆盛も履いていたらしい!
現在では、鵜飼の船で鵜をあやつる鵜匠さんが揺れる船上でバランスが取れるように足半を履いてるよ。
サロンで施術をしていて足や体の悩みを抱えてる人が多くて、自分で簡単にケア出来るものがあるといいなぁと思うのよね。
そんな風に語った場所が福祉施設。
これは意味のあることと思えてなりませんでした。
二人でたくさんの夢を語りました。私たちに出来ることってないだろうか?
ご主人の闘病生活の中で知り合った人には長時間の労働ができない人が多かった。
体調が思わしくなくて常勤は無理な知り合い。
どうしても集団生活に馴染めない人。いろいろな人の生活があるけれど
物を作る楽しさや、自分が作ったものを喜んでもらえる嬉しさを共有できたらいいな。
ほんの少し誰かの、何かの手助けになれたらいいな。
そんな気持ちから始まりました。
何度も何度も作っては直し、履き心地を確認。生地は何がいいだろう。鼻緒の位置はどうだろう。明けても暮れても足半(あしなか)のことを考える日々のなか、協力してくれる仲間が増えました。
そしてこれから徐々に活動を広めていこうと思いを巡らせている中、私には大きな試練の日がやってきました。
自分自身に病魔がいたとは思いもよりませんでした。
大きな試練の日
せっかくここまで良いものが出来るようになったのに、先導の私がみんなの足を引っ張ることになろうとは・・・
でもその考えは間違っていました!
そんな人のためにと始めた足半(あしなか)作り、仲間はずっと待っていてくれました。
そして復帰後の最初の仕事は仲間の名前と商品の名前を決めること。
いろいろみんなでアイデアを出し合いチーム名を
「ちーむ♡あしなか」
商品の名称は
ぬのまる(足半)・ひもまる(足半)・せったまる(あしなかタイプのぞうり)
現在、少しずつ動き始めたところ思いがけずたくさんの反響をいただいております。
私たち ちーむ♡あしなか の足半(あしなか)は一点一点丁寧に編んでいます。
作る人も 履く人も 笑顔になりますように。
カイロプラクティックを目指した小阪のストーリー
もともとは自分自身腰痛がひどくて、ある日動けなくなり整形外科で診察を受けたことがありました。
X 線の検査結果があまりにもひどく、病院の先生からの言葉は「これ以上症状がひどくなるようなら手術しかありませんね」
その言葉はとても恐怖を感じるものでした。
いつか歩けなくなる日が来るのだろうか?
毎日をそんな気持ちの中で過ごす内、今まで気にもとめなかった整体やカイロプラクティックの文字が気になるようになりました。
そして、ある時カイロプラクティックの勉強会に参加し、簡単な施術を数種類 教えていただいたことが大きなキッカケとなりました。
その後、いつも腰をかがめて歩いていた母に、勉強会で習った施術をした所、背中が真っ直ぐに伸び、痛みが無くなったと喜んでくれました。
まさか自分にそんな事が出来るなんて・・・
何とも言えない不思議さと嬉しさの入り混じった気持ちでした。
その事があってから、もしかしたら自分にも出来るかもしれないという気持ちが徐々に生まれてきました。
私の両親が関節痛や体調不良などにずっと悩まされていたり、まわりにも同じような悩みをかかえておられる方が大勢いらっしゃった事もあり、それ以来、不調を改善するという事にどんどん興味がわき、その分野の本を読むようになりました。
そしてある時、図書館で見つけた書籍には、オードリーヘプバーンの遺言の中の言葉が載っていました。
- 両手があるなら、
- ひとつの手は自分自身を助けるために、
- もうひとつの手は他人を助けるために
この文字を見た瞬間、大きな衝撃と胸が熱くなるものがありました。
人生の中で最も感銘を受けた言葉・・・
- 私にどれだけ出来るかはわからない、けれど勉強してみよう!
- 私にも出来ることはあるかもしれない!
そんな気持ちがきっかけとなりました。
初めて経験する施術の世界
今思えばなんという無茶な事を突然考えたのだろう?と思ってしまう時もあります。
ただ、人の体をさわる以上、それなりの知識や技術を習得しなければいけないと思い、長年勤めた会社の 社長や専務・上司にはとても可愛がっていただいていたのに、会社を辞めて整体・施術の勉強に専念したいと無理をいい、後任の決定のためにかなりの人事異動までさせてしまいました。
それなのに、「自分のやりたい事が見つかったなんてとても幸せな事だ。頑張りなさい!」と、
社長の暖かい言葉で送り出していただいてから、二年課程のカイロプラクティックの専門学校に入学しました。
その学校では、熱い思いを抱いた仲間達と出会う事も出来ました。
仲間とは一緒に名古屋市中区大須で整体のお店を開き、
来店いただいた方から、
- 「とっても楽になりました」
- 「肩が上がるようになりました」
- 「ありがとうございました」
と笑顔で言っていただいた時、
整体・施術をやって本当に良かったなぁとつくづく思います。
更に、仲間とのセミナーに勉強会・切磋琢磨し合い、熱い思いを戦わせる時間はかけがえのない時です。
オードリーヘプバーンの言葉の様に私に出来る事・・・ 。
辛い思いをしておられるであろう、あなたのお役に立てたら私は本当に嬉しいです。
現在も、これからも私に出来る限りの最高の技術と、本当に良いものだけを提供させていただくことをお約束します。